電子帳簿保存法では、電子データで保存する際に「真実性の確保」と「可視性の確保」が必要です。
「真実性の確保」:保存したデータが削除・改ざんされていないこと
具体的には、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。
・認定タイムスタンプを書類の発行者側で付与
・認定タイムスタンプをデータ受領の2か月以内に付与
・訂正や削除のための事務処理規定を作成したうえで運用
・訂正や削除を確認できるシステム、もしくは訂正や削除をできないシステムを利用
「可視性の確保」:保存したデータを検索・表示できるようにすること
具体的には、以下のすべての要件を満たす必要があります。
・取引年月日・取引金額・取引先での検索ができること
・取引年月日または取引金額の範囲指定により検索できること
・複数の記録項目を組み合わせた条件で検索できること
対応状況
前述の各要件について、Billysの対応状況は以下の通りです。
真実性の確保
Billysでは書類を訂正・削除した場合にログが残ること、削除した書類は「削除済み」としてデータを保持していることから「訂正や削除を確認できるシステム、もしくは訂正や削除をできないシステムを利用」の要件を満たします。
可視性の確保
Billys内で作成した書類において、前述のすべての検索要件を満たします。